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ピアス | 山添医院
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山添医院(やまぞえいいん)

ピアス

ピアスの穴あけは医師に頼むと安心です。

■ピアス

ピアスについての質問が多く寄せられておりますので、そのいくつかについてお答えしましょう。
まずピアスのために耳に穴をあけるときに痛みを気にされる方が多いと思いますが、医療機関で行う場合、穴をあけるのとピアスが装着されるのが瞬間的に同時に行われるため、ほとんど痛まないか、痛んでもほんの一瞬です。
ですから麻酔も必要なく、痛みについてはほとんど気にされる必要はありませんし出血もありません。
しかし穴をあけるにはいくつかの注意点が必要です。
以下の注意点を良く読まれて、それからピアスを入れるかどうかを決断される方がよいと思います。

ピアスの穴をあけるときの注意

1)ピアスでのトラブルで多いのは化膿(細菌感染)と金属アレルギーによる接触皮膚炎です。
不潔な操作を行うと炎症をおこす可能性は高くなります。
きちっとした穴あけをおすすめします。当院では耳のみ行っています。 

2)最近はアトピー性皮膚炎やアレルギー性皮膚炎をはじめとして、皮膚の敏感な人が増えています。
18金以上のピアスならかぶれないので安全ということはありません。
穴をあけたあとに何か問題がおきた時には、すみやかに医師の診察を受けましょう。 

3)自分であけたりアクセサリーショップなどであけたりしないで、病院で開けることです。
ピアスを開けること(体に傷をつけること)は医療行為です。
自分自身や医師以外がピアスの穴を開けることは医師法の違反になります。
医師でない人があける場合、血液を介してうつる病気(エイズ、梅毒、肝炎などの感染等)など衛生上の問題があります。
ピアス後の皮膚のトラブルにすぐ対処できません。 

4)ピアスを入れるということは、傷を付けること(穴あけ)のリスクと異物を挿入するリスクの2つものリスクを伴う作業です。
たとえ十分な配慮の下でいれても合併症がゼロというわけではありません。
アレルギーなども含めると1割ぐらいの人が穴あけに失敗するようです。
まして自分や医師以外の人に入れてもらう場合は数割の確率でトラブルが発生するということを忘れないで下さい。 

5)粗悪なピアス(金メッキ、ニッケル、ステンレスなど)を使用しないことが大切です。
なぜならばピアスを開けたばかりの皮膚は、とても敏感だからです。
この間に粗悪なピアスを使用すると金属アレルギーや化膿の原因となります。 

6)18金、24金だから安全だと、思い込まないことが大切です。
それは18金や24金ピアスでさえ、安全とはいえないからです。
ピアスの軸が極端に細いものや、短いもの、自分の耳たぶの厚さにあってないピアス、装飾の派手なピアス、ピアス後のケアーの間違いは、18金や24金でも皮膚トラブルの原因になります。
現在のところ人工臓器などに使われているチタンが最も安全と考えられるため、当院ではチタンのピアスのみ挿入致しております。 

7)後で後悔しない為に穴あけしたい場所を先生にしっかり伝えましょう。

ピアスの穴あけの料金

ピアスの穴あけにはどこの施設でも健康保険は効きません。
通常は医療機関で行う場合両耳で5000円から1万2千円といったところでしょうか。
安いところは材料費が別にかかったりすることがありますので、あらかじめ十分確認をとってください。
穴をあけた後の合併症(化膿やアレルギー)には健康保険が効きます。 

当院では滅菌した合併症の最も少ないチタンのピアス(当院で用意)でのみ、穴あけ及び挿入を行っております。
持ち込みでお引き受けするのは、滅菌してあるチタン性のピアス挿入キットのみです。
施行料金は両耳で7000円(材料費、薬剤費込み)ですが、インターネットを見たとおっしゃっていただければ6000円にておこなっております。
耳以外の場所については医者の立場からして、あまりすすめられたものではありませんので原則的にはお引き受けいたしていません。

ピアス挿入後のアフターケアー

1)ピアスを外さないでつけたまま、軽く動かしながら消毒液で朝晩(1日2回)消毒し、その後に軟膏を表裏両面につけてください。
これを1週間続けてください。

2)ヘアースプレー、シャンプー等の化粧品、薬品がなるべく耳たぶにかからないようにし、洗髪後は耳たぶをお湯でよく流し、上記の処置をとってください。
洗髪はピアスを付けた日からできます。

3)穴あけ用ピアスを付けてから4~6週ほどするとピアスホールは完成します。
この後の自分で入れるピアスはチタンや18K以上のアレルギーの生じにくい素材のものを選び、最初の1年間はなるべく太めのポストのピアスを使用してピアスホールの縮小を防いでください。

4)耳たぶが赤く腫れたり、痛みがある場合は放置しないで、早めに必ず受診してください。